霊芝と糖尿病
糖尿病とは
生活習慣病(成人病)の6割が糖尿病由来と言われるほど、様々な病気の引き金となっている糖尿病。その患者数は年々増加しており、日本だけでも予備軍を含めた「糖尿病の疑いのある人」は1800万人以上、世界の糖尿病人口も2025年には3億8000万人に達すると予測されていましたが、2012年時点で既に3億7000万人を突破してしまっています。
糖尿病は名前としては有名ですが、未だに間違った認識をされている方が多くいます。すべての糖尿病を「インシュリンというホルモンが減る病気」と考えているのです。実は、日本人に一番多いのは、「インシュリンの働きが悪くなる」タイプの糖尿病で、その原因は遺伝、食生活、ストレスと、様々なものが考えられます。インシュリンの働きが悪いと、身体は「インシュリンが不足している」という誤った認識をして、インシュリンを過剰に分泌します。すると、インシュリンの働きが悪いために血糖値があがるだけでなく、インシュリンの過剰分泌が有害となり、結果としてダブルで様々な病気を引き起こすことになるのです。
糖尿病に起因する二次的病気(合併症)はおそろしく、神経障害による手足の麻痺や壊疽、動脈硬化による失明や腎症、免疫力低下によるガン、等様々で、糖尿病で亡くなる方は、大半がこれら合併症によるとされています。大切なのは、インシュリンの働きを回復させることだということを、まずは認識してください。
霊芝VS糖尿病
現代医学だけで治療をすると、ほとんどが血糖降下剤、もしくはインシュリン注射などに限られてしまいます。これらは、いたずらにインシュリンの量を増やしてしまったり、時には逆にひどい低血糖を引き起こしてしまったりと、リスクが高いのです。老化も合併症もどんどん進み、男性も女性も、平均的に65歳ぐらいの寿命になってしまいます。
霊芝を始めとする漢方薬などを利用した代替療法は、インシュリンの働きを改善するという根本解決が得意分野なのです。多すぎたインシュリンを減らして正常化し、血糖値を下げ、代表的自覚症状(のどの渇き、多飲、頻尿、倦怠感、手足のしびれ、等)も無くなり、合併症の危険も減ります。ただ、霊芝などを摂取しているからといって100%安心できるわけではなく、並行して食事制限や運動も必須となりますので、それは頭に入れておいてください。糖尿病には、「ストレス」「肥満」「食べすぎ」「運動不足」が大敵です。