霊芝の効能効果と副作用

そこまですごい効果があるのなら、なぜ医薬品ではないのですか?

霊芝の効能効果と副作用 健康食品のイメージ写真

霊芝はなぜ、健康食品であって、医薬品ではないのでしょうか?よく、そんなに効果があるのであれば、医薬品として認可が無いのはおかしい、という話を聞きます。確かに、効果の高い健康食品が医薬品として認可されれば、広く普及して多くの人々に役立つでしょう。 しかし、健康食品が医薬品として認可を受けるには大きな壁が立ちはだかっているのです。

一般的に健康食品として売られているものは、主に天然の植物や動物などを素材にして作られています。そのため、含まれる有効成分は単一でないことが多く、もし医薬品として認可を受けるのであれば、そのひとつひとつの成分について、有効性と安全性のデータをとり、それらの相乗効果についても検証しなければいけません。

日本における医薬品の認可は、「単体の成分」での有効性と安全性のデータが必要であり、一般的に、1つの薬(成分)が認可されるまでの研究開発費は200億円以上かかると言われています。この「単体の成分」というものが曲者で、例えばヨーロッパでは医薬品として広く普及しているイチョウ葉エキスが日本で認可されないのは、イチョウ葉エキスの効能は認知されているものの、2つの主要成分が相乗的にどう働くかが化学的に解明されていないために認可されていないためなのです。

霊芝に含まれる有効成分は現在わかっているだけでも200種類以上。医薬品申請のための研究開発費は単純計算で4兆円以上ということになってしまいます。

これが日本で「効果がある健康食品」が医薬品として認められていない理由なのです。

霊芝の効能効果(二大特徴)

霊芝の効能効果と副作用 血をきれいにするイメージ図

《 血をきれいにする 》

万能薬とされてきた霊芝には様々な効能がありますが、一番に挙げられるのは、血液清浄化・血流改善、簡単に言うと、血液のクリーニング作用です。

高血圧に始まり、低血圧、高脂血症、脳卒中、心臓病、喘息から糖尿病まで、様々な病気が実は“血病”というひとつの病気にまとめられると言われます。つまり、血管の炎症とそれによる血流阻害、血液の汚れによって臓器・組織の病変、退化が起こり、結果として病気になるということです。

霊芝はこれに対して、血液の粘りを減らし、血管に柔軟性を取り戻します。善玉コレステロールは増え、悪玉コレステロールは減り、中性脂肪もブドウ糖数値も正常化し、ホルモン類や酵素類のバランスもとり、活性酸素も減らします。その結果、きれいな血液がそれぞれの臓器を駆け巡り、栄養や有効成分をきっちりと運び、臓器を元気にしていくのです。

霊芝の効能効果と副作用 免疫力を正常化するイメージ図

《 免疫力を正常化する 》

人間は元々、病気に対する抵抗力として、自然治癒力を持っています。これが一般的に「免疫力」と呼ばれるものですが、免疫力が弱くなると、今までは問題なかった異物(病気の元)が身体に入るだけで、様々な症状が発症し、「病気」になってしまいます。

また、この免疫が過剰になり、異常な働き方をしてしまうと、アレルギーや膠原病などの病気を発症してしまいます。

西洋医学がこれら免疫異常の結果としておこる症状、病気に対して行えるのは、対症療法だけです。しかし、霊芝は免疫機能を正常化させ、優れた効果をみせます。

霊芝は免疫力を高め、異物(病原)に対抗する力を取り戻すだけでなく、過剰作用してしまっている免疫システムを正常化することもできるのです。

霊芝の副作用は?

霊芝の効能効果と副作用 免疫のバランスのイメージ図

霊芝は、<長期間服用しても副作用が無い>という特徴を持っており、それどころか<老化を防止する>と言われています。また、医薬品との組み合わせもまったく心配はありません。逆に、医薬品による副作用を抑える働きをし、医薬品の処理作業によって疲弊した肝臓を回復させる働きも持ち合わせています。

ただし、漢方薬用語で言う「好転(メンゲン)反応」というものが出る可能性があることは認識しておいてください。これは、身体が正常になろうとする過程で起きる症状の総称で、「軟便になる」「胃がむかむかする」「だるくなる」「便秘になる」「口が渇く」「湿疹が出る」「目ヤニみたいなものが出る」など、その症状は様々です。人によりますが、ほとんどの場合、半月か1ヶ月もすればすっかり身体が順応して、一挙に快方に向かうようです。どうしてもつらい場合は、多少量を減らして、徐々に増やしていくというやり方がよいでしょう。

基本的にどのような方が服用しても問題はありませんが、臓器移植をした人だけは、霊芝によって免疫力が高まると拒絶反応が高まってしまうため、避けた方がいいです。子供や高齢者でも、身体の大きさに応じて量を調整する必要はありますが、基本的に全く問題なく服用可能です。